イムカ ティムカのパリ

パリ在住日本人ジュエリーデザイナーのブログ

シルバーアクセサリーの変色 お手入れ方法

皆さま、こんにちは。

 

今日は、シルバーアクセサリーのお手入れについて。

 

「シルバーが変色した」と言うお問い合わせを頂く事がありますのでこちらを参考にして頂けるとよろしいいかと思います。

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私の作るアクセサリーはコスチームジュエリーですので、地金は主に真鍮でゴールド、シルバー、ブロンズの三色で展開しております。

ゴールドは24金を使った金メッキなのではげる事はあっても変色はしません。

ブロンズは、色はブロンズと呼んでいますが真鍮メッキです。

真鍮メッキをして酸化させる事によりアンティークな風合いを出しています。

もうすでに酸化しているので、それ以上色が変わる事はほとんどありません。

そして、シルバーは銀メッキです。

ですので、シルバーと同じ性質を持っております。

 

シルバーは硫黄に反応して硫化すると薄い黄色から黒く変色していきます。

硫黄は空気中にも存在しますし、人の体からも出ています。

ですので、残念ながら本当にシルバーが硫化するのは防ぎようがないのです。

もし、シルバージュエリーで変色しないものをお持ちの場合は、多分ロジウムメッキ等の処理がされています。

 

変色してしまった時のお手入れの方法は、シルバー専用の洗浄液はパールやクリスタル等がついていないメタルのみのビジューなら大丈夫ですが、そうでない場合はやめておいた方がいいので、もしパール等がついている場合は市販のシルバー磨きのクロスなどで磨いて頂くのが良いかと思います。

 

メッキなのに磨いて大丈夫?と思われるかもしれませんが、IMUKA TIMUKAT PARISのシルバーメッキの厚さは10ミクロンありますのでクロスで磨く程度では全然大丈夫です。

さすがに10年間磨き続けても大丈夫!とは言えませんが。。。

 

それじゃぁ、細かい所まで磨けない!とおっしゃる方は、ちょっと細かい作業になりますがパールなどをよけて洗浄液を綿棒などでつけていく、と言う方法でお願いします。

その時に、水で流す時できるだけパール等の接着面は避けるようにしてください。

(*お使いの洗浄液の使い方に従って下さい)

その後、きちんと拭いて乾かして頂いて、空気中にも硫黄は存在しますのでジップロックのような空気を遮断するものに入れて保管するのが本当は一番いいです。

 

特に私のシルバーメッキは、いぶし銀のような風合いのシルバーメッキではなく、Argent Satiné(Argent=銀 Satiné=サテンのような光沢のある)と言うシルバーメッキですので白っぽく若干マットな仕上がりですので、色が変わると特に目立ってしまうというのもあるのですが、多少お手入れが面倒でもこのArgent Satinéの独特の色味と光沢が好きです。

でも、さすがに何年も前の物で最近つけていなくて放置してしまってたものもあり真っ黒になってしまってもはやいぶし銀になってたりするのですが、これはこれで味があっていいかー、と思いながらたまにつけたりもしています。

まー、黒くなったのを「味が出た」と解釈するか「変色した」と解釈するかという捉え方の違いもあると思いますが、もし「イヤイヤ、これはただの変色でしょ?やっぱりArgent Satinéがいいわ」と言うようでしたらいつでもお問い合わせ下さい。

モデルにもよりますが、大体はメッキの掛け直しができますので。

 

というネットを検索すれば出てくるような情報ですが、今日はいつもよりは心なしかマシなブログになった気がいたします。

 

今日のフランス語レッスンは「メッキ」について、と思いましたが書いているとだいぶ長くなってしまったのでこちらはまた明日のブログでアップします。

あまり長くなりすぎるときっと読むのも疲れると思いますので。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。