イムカ ティムカのパリ

パリ在住日本人ジュエリーデザイナーのブログ

コスチュームジュエリーのメッキ

ボンジュール、皆さん。

 

今日は「メッキ」に関するフランス語レッスンです。

「メッキ屋さん」は基本的にはDoreur(ドrウーr 男性名詞)と言います。
正確に言うとDoreurは、or=金/doré=金色の という意味なのでdoreurだけだと金メッキ屋さんです。
Argent=銀 なので銀メッキ屋さんはArgenteur(アrジャントゥーr)と言い、看板もよく「Doreur/Argenteur」とか書いてますが、長いし、金と銀以外のメッキもあるしDoreurと言えばメッキ屋さんとわかってもらえます。

メッキにも色々な種類がありますが、基本的にコスチュームジュエリーで使うのは
galvanisation(ガルヴァニザシォン)女性名詞 
ゴールドの場合はdoré à l'or fin(ドrエ ア ローr ファン)とも呼びます。
 
他にも
plaqué or(プラケ オーr)金メッキ
plaqué argent(プラケ アrジャン)銀メッキ
vermeil(ヴェrメイユ)
などがあります。
 
英語で言うGold Platedはフランス語でPlaqué Or、金メッキです。
Galvanisationだから金は使ってないかというと、Galvanisationも金を使っているので金メッキです。
ただ、何が違うかと言うと、厚さ です。
フランスでは厚さ3ミクロン以上をPlaqué Orと呼び、それ以下はGalvanisationです。
基本的にコスチュームジュエリーではGalvanisationの方が多いです。
Vermeilはシルバー925の上に5ミクロン以上の金メッキをしているものの事を言います。
*Vermeilの基準は国によって違うみたいです。メッキ屋さんの説明では5ミクロン以上と言っていたのでフランスでは5ミクロン以上だと思いますが、参考程度にして下さい。

ちなみに、皆さんもご存知の通り金は高価なので、世の中には「金」を使わない「金色メッキ」というのもありまして、コスチュームジュエリーでも大変お求めやすい価格のものは金メッキではなく金色メッキです。
 
うちのお店でもGalvanisationと説明してもフランスの方でもだいたい(。´・ω・)ん?っつてなってるので、ゴールドはDoré à l'or fin 24 carats(24 carats=24金)、シルバーはPlaqué Argent(昨日のブログでも書いてますがイムカティムカのシルバーメッキは10ミクロン以上なのでPlaqué Argentとも呼べます)、ブロンズはVieux Laiton(ヴュー レトン vieux=古い laiton=真鍮)と説明しています。

私も最初galvanisationを辞書で調べたら亜鉛メッキと書いていたので亜鉛???と思ったのですが、別に亜鉛でメッキしてるわけではなく。
そしてメッキをした後に Passivation(パッスィヴァシォン 女性名詞)をしてるのですが、こちらも辞書で調べたらパシベート処理と書いてあって、パシベート処理を調べるとステンレスが錆びないようにする処理、みたいなことが書いてありました。
結局はpassivationはメッキをした後に変色しにくくしたり指紋を付きにくくしたりする処理みたいです。
真鍮はもともと錆びませんしね。
専門用語になると普通のフランス語の辞書では十分に載ってなかったりするので、仏仏の辞書とか見てみますが意味不明。
わからない単語も多いですが、多分日本語で読んでも理解できる気がしない。
もしくは業界用語的なやつなのでしょうか。。。

なので、やはりわからない事はその道のプロに聞くのが一番と思いメッキ屋さんに聞いたのがコレです。
フランス語のレッスンというよりメッキの説明になりましたが、フランスでメッキを頼む時やビジューを買うときの参考にして下さい。

 

メルシー(。・ω・。)ノシ